「基礎歯学研究者と臨床家が一堂に会して臨床的問題の解決へ向けて議論する「Dentistry,Quo Vadis?」は今年で24回目を迎える。
真の予防を目指して病因論の解明を目指すこの会は、歯科の3大疾患のうち既に「う蝕」「歯周病」については結論を得ました。
残る「不正咬合」を予防の観点から討議し、参加者とともに新しい時代に即した「咬合学」に向けて、骨代謝、歯の発生・萌出の視点から再考したいと考えております。
最先端の研究者と臨床家が一堂に会し、目指すところは歯科界の融合的発展です。多くの歯科関係者の方々のご参加をお待ちしております。
▼ 2022年12月11日講演の模様が記事になりました
≫ 「Dentistry, Quo Vadis? 新たな境地へ向かう“基礎研究と臨床の交差点”」
2023.01.11 ― WHITE CROSS
プログラムは後日ご案内いたします。今しばらくお待ちください
東京大学 鉄門記念講堂 【 講堂までのアクセスはこちら 】
東京都文京区本郷7-3-1 医学部教育研究棟14階
・東京メトロ丸ノ内線 本郷三丁目駅より徒歩約 10 分
・都営大江戸線 本郷三丁目駅より徒歩約 10 分
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「Dentist QuoVadis?(以下DQV)」は、2001年学術セミナーに端を発し「臨床と研究の乖離は許されない」という、高添一郎先生(東京歯科大学名誉教授)のご発言を根底に据えて2002年から始まりました。
高添一郎先生、須田立雄先生(埼玉医科大学客員教授)、山田正先生(東北大学歯学部名誉教授)が、臨床家で組織される企画委員からの要求(臨床の解決したい問題・テーマ)に応じ、常に「臨床と研究」の論議によって企画が成立しました。
歯学各研究分野の最前線の研究者と臨床家が集結して、多角的視野により生命現象の全体像をミクロからマクロまで網羅して論議を行うことによって、メカニズムに基づく臨床のための歯学を体系づけ、コンセンサスを得ていくことを目指しています。断片的で統一のない多くの情報が錯綜するなか、DQVの歯学の専門分野を超えた総合的論議で生まれる科学性の高い仮説は、臨床、研究にとっての相補的な発展に繋がるという、他に類を見ない公益性の高い集会と云えるのではないでしょうか。